とっとこんにちは!とっとです。
今回は妊娠糖尿病になった私の経験談をお伝えします。
妊婦検診で毎回ある尿検査。ちょっと体重が増え過ぎた時など、引っかかってしまうんじゃないかとドキドキですよね。
私はなんとかパスしていたものの、採血のグルコーステストで見事に妊娠糖尿病が発覚してしまいました!
今回の記事では、実際に妊娠糖尿病だった私が経験したことをお知らせしていきたいと思います。
- 妊娠糖尿病について知りたい方
- 妊娠糖尿病になってしまった方
- 産後の妊娠糖尿病がどうなったか知りたい方
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そもそも妊娠糖尿病とは?
妊娠糖尿病とは、妊娠中にはじめて発見された糖代謝異常のことです。
ですので、妊娠前から糖尿病と診断されていた場合はこれに含まれません。
すい臓で作られるインスリンというホルモンの量や働きが不十分となり、血糖の調節がうまくいかなくなった状態のこと。
原因は?
インスリンには血糖を下げる働きがあります。
しかし妊娠中はインスリンがうまく働くことできないため、血糖が上がりやすなるそうです。
これには理由が2つあって、
妊娠中に出るホルモンの働きでインスリンの働きが抑えられてしまうことと、
胎盤でインスリンを壊す働きの酵素が作られるためだそうです。
特に妊娠後期は高血糖になる場合があり、基準をオーバーすると妊娠糖尿病と診断されます。
この他に私が指摘されたのは、以下の2点です。
- 妊娠前半の急激な体重増加
妊娠14週からつわりが落ち着き、食欲が抑えられず…2週間ごとに1〜1.5キロ増えていました。
この時なぜか、普段は食べないパンが食べたくなり、毎日のように食べていました。



どうせなら焼きたてがいい!!と、しまいには自分で作って食べまくってました。
- 不妊の原因だったPCOS(多嚢胞性卵胞症候群)
問診の段階で不妊治療をしていたかなどを詳しく聞かれました。
何か関係あるのかな?と思いましたが、先生曰く、
”まだ医学的に証明はされていないが、PCOSを患っている人が妊娠糖尿病になっている傾向にある”そうです。
まさか、ここにきてPCOSが関わってくるとは思わなかったので驚きでした!
妊娠糖尿病になりやすい人の特徴
- 肥満
- 家族に糖尿病の人がいる
- 35歳以上の高年妊娠
- 尿糖の陽性が続く
- 以前に大きな赤ちゃんを産んだ
- 原因不明の流産、早産、死産の経験がある
- 羊水が多い
- 妊娠高血圧症候群、もしくは過去に既往歴がある
上記は国立成育医療研究センターでもらったリーフレットを参考にさせていただきました。
私は祖母が糖尿家系だったそうで、それも影響していたのかもしれません。
妊娠糖尿病になると赤ちゃんへの影響は?
妊娠糖尿病になると、母体だけでなく赤ちゃんにも合併症をもたらしてしまうことがあります。
- 帝王切開になる確率が上がる
- 妊娠高血圧症候群
- 流産、早産
- 羊水過多
- 膀胱炎、腎盂腎炎などの感染症の併発
- 巨大児:帝王切開になりやすい
- 肩甲難産:お産で赤ちゃんの肩がひっかかってしまう
- 子宮内胎児死亡
- 新生児低血糖
- 心臓の肥大
- 多血症
- 黄疸 等
また、赤ちゃんが成長していくと将来的に肥満や、メタボリックシンドロームになりやすい傾向があるそうです。
これを知った時、不安でひたすら改善方法を検索しする日々でした。
検査の方法は?
妊娠糖尿病の診断は、主に血液検査で二段階に分けて行われます。
すべての妊婦さんを対象に行い、妊娠糖尿病の可能性がある人を見つける検査です。
産院によっては実施していないところもあるかもしれません。(里帰り前の病院ではありませんでした)
国立成育医療研究センターに転院してからは、50gのグルコースチャンレンジテスト(ブドウ糖負荷試験)を行いました!
テストの流れとしては、
- 採血:空腹時の血糖を調べる
- 50gのブドウ糖入りのサイダーを飲む
- 飲んでから1時間後の採血をして血糖値を調べる
といったものでした。
検査基準は
妊娠初期の随時血糖95mg/dl以上
妊娠中期のグルコースチャレンジテスト140mg/dl以上
だったのでですが、私はグルコーステストで見事158mg/dlで引っかかりました



引っかかってしまった人はstep2へ進みます…
ブドウ糖入りのサイダーを飲み、その後の血糖値の変動を調べる検査です。
流れとしては、
- 採血:空腹時の血糖を調べる
- 75gのブドウ糖入りのサイダーを飲む
- 飲んでから30分後、1時間後、2時間後に採血をして血糖値を調べる
といった流れになります。
国立成育医療研究センターの基準値はこちら。
空腹時血糖:92ag/d1 以上
1時間後の血糖180mg/d1 以上
2時間後の血糖153mg/dl以上
上記3項目のうち、1つ以上を満たすものを妊娠糖尿病と診断します
国立成育医療研究センター公式HPより
他の病院も比較してみましたが、国立成育医療研究センターの基準はやや厳しめのようです。



検査が終わるまで食べられないので、空腹に加えて4回の採血は結構しんどかったです
妊娠糖尿病になってしまったらどうする?
まずは血糖自己測定
日常生活での血糖値を知ることが必要になります。
その結果を記録していき、医師が治療方針を決める流れとなっています。
測定は、血糖自己測定器と呼ばれる機器を購入して、自宅で自分で測ります。
私は、アキュチェックガイドミーという機器を使っていました。


アキュチェックガイドMeスターターキット
¥9,800(税込)
アキュチェックガイドストリップ 25枚入り
¥2,750(税抜)
血糖値を測定するための特殊な試験紙です。
消耗品なので、買い足す必要があります。
手順を間違えたり、血液量が足りないとうまく測れないことがある為、気持ち余分にかっておくと安心でした。




ファストクリックス ランセット 24本入り
¥650(税抜)
指に刺す針です。
消耗品なので、買い足す必要があります。
使用済みの針は、中に収納されるので手を怪我することはありません。
これらは保険適用にならないので、なかなか痛い出費でした…
- 薬剤師がいる薬局でしか扱っていない=ネットで買えない!
- 置いてある店舗が少ないので、取り寄せが必要なことも



産院近くの薬局にあったので、通院の時に少し多めに買ってました
測り方


血液を試験紙につけて機器で読み込むと、血糖値がわかるというものです。
指にごく小さな針を刺すので、初めはかなりドキドキします。
痛みは、一瞬指先をつねられたような程度で、私は我慢できる痛さでした。
検査の回数は、医師から指示があると思います。
私は、初日は6回/日(毎食前・毎食後2時間)測り、それ以降は2日おきに3回/日(毎食後2時間)測定しました。
測定したものを表に記入していきます。↓な感じです。
この表をもとに、医師が治療方針を決めてくれます!
| 日付 | 朝食前 | 朝食後 | 昼食前 | 昼食後 | 夕食前 | 夕食後 | 備考欄 |
| ○月1日 | 80 | 115 | 85 | 111 | 90 | 108 | |
| ○月2日 | 106 | 130 | 110 | 昼:寿司 | |||
| ○月3日 | |||||||
| ○月4日 | 104 | 108 | 109 | ||||
| ○月5日 | |||||||
| ○月6日 | 99 | 110 | 111 |
妊娠中の目標血糖値は?
日常生活の目標血糖値は以下の通りです。
| 空腹時血糖値 | 95mg/dl 以下 |
| 食前血糖値 | 100mg/dl 以下 |
| 食後(食べ始めから)2時間血糖値 | 120mg/dl 以下 |
妊娠糖尿病の3つの治療法
妊娠糖尿病の治療には、「食事療法」「運動療法」「薬物療法」の3つがあります。
食事療法
食事を正して、血糖値のコントロールをする方法です。
食べなければいいんじゃない?と思うかもしれませんが、
妊娠中は赤ちゃんを育てるためにも、食事はしっかりとりましょう!
実際私も、普段の食事にプラスして間食を入れるよう指示が出ました!
- 適正なエネルギー量の食事をとる
- 栄養バランスを考える
- なるべく決まった時間に食事をとる
- ゆっくりよく噛んで食べる
- 鉄分の多い食品をとる…貧血予防
- カルシウムの多い食品をとる
実際に私が行っていた食事療法をまとめた記事も合わせてどうぞ!


運動療法
妊娠中の運動が血糖コントロールの改善につながります!
無理がなければ、20分でもウォーキングするだけで効果がでます♪
が、私はお腹が張りやすい体質だったので、歩いたのはたまにでした…
- 基礎代謝を高めて、血糖コントロールの改善になる
- インスリンの働きが良くなる
- 運動不足やストレス解消
- 体重の増えすぎを防ぐ
に従って、無理のない範囲で行ってください。
薬物療法
妊娠中は飲み薬ではなく、インスリン注射をしてコントロールします。
例外がない限り、食事療法や運動療法で改善しなかった時にインスリン注射が処方されます。
産後の妊娠糖尿病は治る?
私の場合、出産とともに妊娠糖尿病は治りました!!
産後1ヶ月半経った頃に、もう一度グルコースチャレンジテストで血糖値検査を行ないました。
そこで数値は見事減少!晴れて卒業です!!
また、私は完母で育てていたのですが、医師からもひきつづき母乳育児を薦められました。
- 将来の母体の糖尿病発症を予防する
- 生まれた子の肥満・糖尿病を予防する
まさか母乳にこんな効果があるなんて驚きでした!
産後検査は一人で行くのがおすすめ
血糖値検査は終わるまで食事を摂れない上、半日以上潰れてしまうのがネックです。
ですので、
産後の体 + 生後まもない赤ちゃん + いろんな人がいる病院 ということを考えると、
可能ならば、赤ちゃんは連れて行かない方がベストです!
幸い、私は里帰り中だったので母に預けることができました。
その場合授乳ができないので、待ち時間で胸が岩のようにカッチカチに
搾乳器を持参して、病院の授乳室で搾乳させてもらいました。
ですので、母乳の方は搾乳することも考えておくといいと思います!



産後、我が子と離れることはなかったので、
とにかく落ち着きませんでした。
産後治っても油断はできない…
検査結果も良好で、ついに完治!!!
と思っていたのですが、そうもいきませんでした…
一度なってしまうと次の妊娠でもなる確率が高い
正常な人に比べて将来【糖尿病】を発症する確率も7.4倍上がる
ですので、年に1回の血液検査は必須とのことでした。



これから長い付き合いになりそうです
まとめ
自分はどこか妊娠糖尿病と無縁だと思っていたので、発症して驚きでした。
初めは不安で仕方がなかったですが、病気について知ることで不安は解消されていきました。
また、食事制限を通して食べ物について考えるいい機会にもなりました!
以前よりも自分や子どもの健康を意識して、食事を摂れるようになっています♪
食事制限中は食べたいものが食べられないストレスはありますが、出産まで少しの辛抱です!
時には、好きなおやつで息抜きもアリだと思います。
妊娠糖尿病でお悩みの方の参考になれば嬉しいです!




